夜は少し寒め。新しく入手したモンベルの軽量寝袋カバー(ブリーズ ドライテック プラス スリーピングバッグカバー)はなんか蒸れてきた感じがしたのでしばらくしてから外したがやっぱり寒いので再びかぶった。結局そんなに蒸れてはいなかった。今日中に何としても下山できるように早めに出発。薄暗い中、鏡もなしにコンタクトレズを付けるのはかなり難しく、2枚を無駄にしてしまい、ようやく着けられた1枚も表裏が反対みたいで何度も外れそうになった。
しばらく森の中を歩くとOg Lakeに到着。夏にはキャンプ場なのでクマ対策の物干しワイヤー的なものが設置してあったりする。そこからは、もっと手前からそうなっているとイメージしていた通り広く平らで歩きやすい。ガツガツ距離を稼いで、3月にヘリコプター入下山で山スキーを楽しんだアシニボインロッジのエリアをかすめながら、Assiniboine Passへ到着。ここからはほぼひたすら下り。最初はそこそこ滑れたけど、あとは斜度が緩めで足を動かさないと進まない感じ。ちょっとした下りがあってもまたシールを付ける手間を考えるとシールを外すべきか悩まし状況が続いた。そこで思い立って、片足だけシールを外して、半スキー・半シールを試してみた。左足で蹴りながら進み、スキーで下れそうな場所では右足だけで滑っていく。なかなか調子いい感じ。これも、私のスキーテクがあればこそ。でも、足の動きに無理があるのかマメができて痛かった。
最後はクロスカントリースキーの練習コースを経由してゴール。去年の夏に縦走を終えた場所と同じ場所へ到着。登りは少な目とはいえ11時間半行動で30kmの移動はけっこう疲れた。バンフでB&Bを営むピーちゃんが迎えに来ていてくれていた。しばらく待っていてくれたようなので申し訳なかったです。ありがとう。
Total Time: 11h 30 m (Moving 8 h 05 m, Stopped 3 h 24 m)
Distance: 29.8 km
Ascent: 359 m
Decent: 635 m
GPSログ、画像クリックで詳細ログへ
Og Lakeキャンプ場。ここらへんから開けてきて歩きやすくなる
3月に滑った斜面が見える
アシニボイン山は雲の中
アシニボイン峠の看板。ここは州境でもある。
下りの途中
下りの途中
そろそろゴール
ちかれた!